Last Updated on 2025年4月24日 by 成田滋
今は、自分でいろいろな作業をする時代です。業者に頼むと高額の請求書がきます。できるだけ自分でやることが流行しています.ホームセンターが各地にあるので、適度のスキルがあれば大抵のことは自分でやれる時代です。
DIY : Do It Yourself
自分自身でやる、修理する、改造するという意味です。「日曜大工」ともいわれます。素人が、何かを自分で作ったり修繕したりすることです。略語の由来は、Wikipediaによると第二次大戦後、爆撃で廃墟になったロンドンで元軍人たちが「何でも自分でやろう」を合い言葉に、街の再建に取り組んだのが始まりとされます。
大戦中に戦災を受けなかったアメリカにおいて、DIYは「復興」から「週末レジャーや余暇の一つ」として楽しむという概念へと変化します。さらに健康的に週末を過ごす趣味へと進化を遂げます。その結果、アメリカでは、DIYを行う上で必要になる資材や工具を専門に取り扱う小売業態ホームセンターが各地に造られます。
適当な道具とスキルがあれば、身の回りのことは自分でできるものです。もともと日曜日などの休日に趣味で簡単な大工仕事をするというニュアンスが強かったようです。DIYはより幅広い範囲で活用されています私の長男は家の修理、例えば断熱材を入れたり、玄関や車庫ドアの取り替えをやっています。世界最大のホームセンターであるホームデポ(Home Depot)から建材を買い、二人の息子達と自分で綺麗に仕上げています。エアコンも自分で取り付けています。プロ並みの出来映えです。
私もかつて乗っていたアメ車のエンジン・オイルやラジエータ液の交換、スパークプラグの交換などの仕方を教えて貰い、自分でやったものです。DIYの人の特徴は沢山の工具を用意し、それを大切にすることです。先日、拙宅の廊下の盛り上がっていた床をボンドと容器を取り寄せて修理しました。まあまあの仕上がり具合です。
ものづくりが盛んな新潟県三条市を舞台に、6人の女子高生がDIYを通じて「未来を切り開く最初の一歩を踏み出す」といったストーリのテレビアニメがありました。アニメや音楽の影響もあり、DIYという略語は広まり、すっかり定着した感があります。
